sun-java6-jreのUbuntuへのインストールをコマンドで行いました。ダウンロードにはリポジトリ追加が必要です。この手順でUbuntu 11.10、11.04にインストールできました。
インストールはUbuntuのFireFoxでこのページを表示し、コマンドを端末にコピペして実行するとカンタンです。このサイトへは、「4682.info」で検索して来れます。4682は語呂合わせで白ワニです。
<Dashホームから端末を開きます。>コマンドを実行するため、まず端末を開くのですが、Ubuntu 11.04以降のUnityユーザーインタフェースの場合、左上のDashホームから「端末」と入力し、端末を検索して起動してください。Ubuntu クラシック(GNOME)では、「アプリケーション」-「アクセサリ」-「端末」です。
<リポジトリを追加します。>
ダウンロードできるようにリポジトリを追加します。次のコマンドをコピーして端末に[編集」「貼り付け」で貼り付けて、「Enter」キーを押してください。
sudo add-apt-repository 'deb http://archive.canonical.com/ lucid partner' |
実際の入力画面は次のとおりです。(ubuntu@ubuntu:~$ は入力不要です。以下同様)
補足:
こちらのppaを追加することもできます。
次に、続けてこのコマンドをコピーして端末に貼り付けて、「Enter」キーを押してください。
実行すると、画面に大量の文字が出て3~4ページ分ほどスクロールして止まります。
<sun-java6-jreをインストールします。>sun-java6のランタイム(jre)のインストールは、Synapticsパッケージ・マネージャで「sun java」で検索してインストールするか、次のコマンドでインストールしてください。コマンドをコピーして[編集」「貼り付け」で端末に貼り付けて、「Enter」キーを押してください。これでダウンロードとインストールが開始されます。
sudo apt-get install sun-java6-jre |
実際の入力画面は次のとおりです。
続行しますか [Y/n]ときかれるので、「y」を押して続行してください。
なお、sun-java6には以下の種類があるので、目的に応じてインストールします。半角スペースを空けてパッケージ名を併記すると、同時にインストールできます。
- Javaアプリケーション実行(ランタイム) ⇒今回のもの
sudo apt-get install sun-java6-jre |
- Javaアプリケーション開発
sudo apt-get install sun-java6-jdk |
- Javaアプレットをブラウザ上で実行
sudo apt-get install sun-java6-plugin |
<ライセンス アグリーメントを了解します。>
sun-java6のインストール中にライセンスアグリーメントの了解画面が表示されます。
キーボードの「タブキー(Tab)」を押して、<了解>を選択状態(赤)にして、「Enter」キーまたは「Space」バーを押してください。※どうしたらいいか、なかなか判らなくて戸惑いました・・。
「DLJ ライセンス条項に同意しますか?」で、<はい>を選択して、「Enter」キーを押します。<はい>を選択するには、「Tabキー」または「カーソルキーの左」を押します。
これでインストールは終了です。
<Javaの実行環境を切り替え、指定できます。>オープンソース版(openjdk)とOracleが提供する(sun-java)の2種類のJavaがインストールされている場合、次のコマンドでJavaの実行環境を切り替えできます。
次のコマンドをコピーして端末に「編集」「貼り付け」で貼り付けて、「Enter」キーを押してください。
sudo update-alternatives --config java |
実際の入力画面は次のとおりです。選択肢が次のように表示されたら、目的のJavaの番号を入力して「Enter」キーを押してください。この例でsun-javaなら2です。
マウス操作でJavaが切り替えできる、「G Alternatives」というツールもあります。
Synapticsパッケージ・マネージャで「galternatives」で検索してインストールするか、次のコマンドでインストールしてください。
sudo apt-get install galternatives |
※コマンドラインでできる方は必要ないです。
使い方はこちらを参照してください。Javaのバージョンは次のコマンドで確認できます。