減塩できるカップ焼きそばを開発して欲しい。高血圧は一日6g未満!

2015/1/8更新
日本では約4,300万人が高血圧で、30歳以上の日本人男性の60%、女性の45%が高血圧であるとのことです。
私も会社の健康診断で高血圧と判明して5か月。200/130という数字をたたき出したので目下減塩に努めています。脳卒中にはなりたくないですからね。厚生労働省のガイドラインでは食塩の摂取量は一日6g未満ということです。

ラーメンやカップ焼きそばが好きで、いままで何気なく食べていましたが、改めて確認するとどちらも一食6g以上の塩が入っています。
高血圧になった原因の一つではないかと思いますが、メーカーを訴えたくても因果関係は証明できないでしょう。
しかし、塩分の過剰摂取での血圧上昇はまず間違いありませんので、これから気を付けたいと思います。

ラーメンについてはスープを残せば、かなりの減塩が図れますが焼きそばはそうはいきません。

エースコックには、「食」を創る仕事を通して社会に貢献する。時代のニーズに合った価値のある商品やサービスを創造する・・・という経営理念にのっとり、健康を守る減塩可能なカップ焼きそばを開発して欲しいです。約4,300万人の需要があるはずでニッチ商品ではないと思います。

といいながら、エースコックのいか焼きそば スーパーカップ大盛りを買ってきました。

エースコックのいか焼きそばは、液体ソースでした。
後述の塩分の分離ができません。
ソースも含めた全体の食塩相当量は6.6g。まともに食べると血圧が20ほど上がるんじゃないですかね。

前回、つい買ってしまった新製品の日清のでかやき大盛ソース焼きそば からしマヨネーズ付きの食塩相当量は6.4gです。
一般的にめんに1g程度塩が入っているようです。したがってソースには5g強ということになります。
2014年8月発売。コク焼そばもあるよ。  食塩相当量:6.4g。こんなの食べてたら死ぬ。

なんとかおいしく塩分を減らせないか?
この商品は幸いなことに粉末ソースです。塩の飽和水溶量に注目しました。塩は100ccに39g以上溶けません。
塩をもっと溶かすには -NHK 100ccに39g溶ける。  6gの食塩を溶かすには15ccの水が必要。

お湯10ccにソースを溶かして上澄みだけ使う。 このとおり底に塩が溶け残ります。

こうすると食塩4g弱の濃縮液体ソースエキスができることなります。さらに半分残します。からしマヨネーズもやめときますか。
すると塩分は2g弱になります。麺と合わせて3g程度ですね。色はこれくらいです。あっさりしていながら、うまみが凝縮されているのでおいしいです。全部入れたら、もう、きっと、くどくて全部食べられません。

しかし、塩の分離が面倒ですし、液体ソースは無理なので、インスタント焼きそばメーカーには始めから
塩とソース(うまみ分)を別袋にして調節できるようにして欲しいです。別袋なら、液体ソースでも粉末ソースでも摂取する塩分量が調節できます。
インスタントラーメンは東日本大震災の避難所での例もあり、老若男女問わずに愛される国民食といえますが、日本国民が高齢化して健康ニーズが高まったのですから、インスタントラーメンも国民に合わせる必要があると思います。中高校生や20代ばかりが顧客ではありませんし、少子化が進みますので先細りです。

レナケアー ソース焼きそば
こういう商品もありますが、マイナーで割高で主流にはなり得ません。
普通の商品に塩分を調整できる機能を持たせるほうが、汎用的で流通性もコスト面でもメリットがあります。
塩の小袋で塩分量を調節できるようにすれば、濃い味も減塩も両対応ですので、若者はそのままに、加えておっさん、年配にも訴求できます。約4,300万人が高血圧ですから、塩分過多が原因で食べていない人も相当いて需要を掘り起こせると思います。
また、ソースを残すのはもったいないですが、塩なら調味料入れに入れることもでき、捨てることにもそれほど抵抗はありません。食塩水にすると量を調整しやすく、麺にも混ぜやすいでしょう。また、ただの塩なので商品を問わず共通部材にできます。
健康は大事です。プリン体カットや糖質オフの発泡酒もいまや一大ジャンルです。食品メーカーには商品を通じて顧客の健康を守り、心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中を減らす責任があります。それにより、社会問題である要介護者や健康保険料を減らすことができます。

ソースのうまみと塩分を分けることで塩に付加価値を持たせることも可能になります。

なお、さっき血圧を測ったら、137/82でした。薬も飲んでますがよくなってますね。
ここ最近、高血圧で検索していたら、ペプチドエースの広告がでるようになりました。うまいことできています。