●REGZA〈レグザ〉認識しないハードディスクのベストな復旧方法

2017/2/16更新

4年ほど、認識しなくなったレグザのハードディスク復旧の代行作業を行った結果、Linuxのxfs_repairコマンドを使う方法よりもいい方法が分かりました。より深刻な障害にも対応できて復旧率も数倍上です。

ひとことでいうと、本当に大切な録画を復旧しようという時には、xfs_repair(REGZA HDD Easy Repair)をいきなり掛けるのは得策ではないということです。CrystalDiskInfoで調べて、健康状態が「注意」「異常」の場合代行作業もやっています。


xfs_repairでの修復の欠点とベストな方法の比較
  1. xfs_repairは不良セクターを修復できない。
    認識しなくなった原因の8割以上が不良セクターの発生によるため、xfs_repairで治しても不完全。
    不良セクターはHDD Regenerator修復できる。
  2. xfs_repairでLost+Foundフォルダに移動されファイル名が失われることがある。ファイルはあってもファイル名が分からないと、タイトルがなくなり、全復旧が不可能になる。
    復旧天使(Raise Data Recovery for XFS)では全ファイルがそのまま読み出せる場合が多い。
    testdiskでパーティションを復旧後、Ubuntuで全ファイルが読み出せることがある。
したがって、HDD Regenerator不良セクター修復、復旧天使(Raise Data Recovery)で録画ファイルをワーク用HDDへバックアップ、レグザでの認識に必要なUUID取得、新しいHDDへUUIDと録画番組を書き戻すのがベストです。

例を見てみましょう。

CrystalDiskInfoで調べて、健康状態が「注意」になっている場合は、xfs_repairは掛けてはいけません。
xfs_repairを掛けると復旧不能になります。この例では不良セクターは修復済みです。

「異常」と表示されることがあります。これは修復前です。

不良セクターは、HDDの先頭付近にあることが多いです。HDD Regeneratorではこのように不良セクターは「R」となって修復されます。修復されるとデータが読み出し可能になります。コピーする場合、このように治してからでないと途中で止まります。

これは別のハードディスクのHDD Regeneratorの完了画面の例です。
この場合では先頭付近あった6つの不良セクターが修復され、遅延セクターが2つありました。
「D」は遅延セクターです。遅延セクターは治らないので新しいハードディスクへの録画番組の移し替えが必要です。


認識しないパーティション(Unknown partition)からも、復旧天使(Raise Data Recovery)を使えば、録画ファイルはRecoverで取り出せます。

ファイル復旧途中でファイルシステムが特定され、UUID(Unique ID)が表示されます。

Ubuntuでマウントできず、見つからないパーティション、ファイルもRaise Data Recoveryで見つかります。

こうなれば、復旧天使(Raise Data Recovery)からWindowsのワークドライブに録画番組が保存できます。
この例では1.53TBが取り出せました。ほとんどの場合、全部取り出せます。
*上とは別の例からのスクリーンショットです。

Windowsのワークドライブで録画番組本体のDTVファイルの数を確認できます。この例では235番組でした。


次にレグザでのHDD認識に必要なUUIDの取得をみてみましょう。
パーティションが不明でマウントできなくても、パーティションがあれば簡単に取得できます。


録画番組とUUIDが取り出せれば、あとはこのページのコピーの手順で新しいHDDへ移し替えれば完了です。

このとおりやったほうが、xfs_repairよりも安全で確実性が高いです。

CrystalDiskInfoで調べて、健康状態が「注意」「異常」の場合代行作業もやっています。